2015年11月30日月曜日

bitFlyerの新しいサービスがビミョーすぎる



bitFlyerがブロックチェーンを活用した新サービスの研究開発の成果を公開する場として「ブロックチェーン研究所」を公開しました。
ブロックチェーン研究所は、日本語、英語、中国語で提供されています。

現在は以下のサービスが公開されています。

ビットコイン監査ツール

特定の日時におけるビットコイン残高を結果として表示します。

ビットコインの法的な取り扱いが決まった際に、年末や決算時点での残高報告などが必要となる可能性を考えてでしょうか?
どのような扱いになるかはわかりませんが、現金と同等の扱いにはならなそうですが、商品などと同じような、モノ扱いになると在庫として期末残高が必要になったりしますね。

バウンサー

バウンサーのアドレスにビットコインを送付後、送付したビットコインを再び受け取ります。

これ、何に使うんでしょうね?
第三者が指定した金額を送って見せることで送り元のアドレスが自分のアドレスと証明するためという説明がありましたが、個人間で自分のアドレスを証明する必要がちょっと思い浮かびませんね。
監査ツールと同様に、自分の口座だと証明するためという想定でしょうか?
そもそも、税金は「申告」なんですからそんな必要はなさそうですし、ちょっとずれている気はしますね。


ブロックチェーンライター

トランザクションに特定のメッセージを追加します。

ただでさえ、ブロックサイズでもめているというのに余計なゴミを送るようなサービスは迷惑としか思えないのですがどうなんでしょうか?


ブロックチェーン・ドキュメント

トランザクションに特定のファイルを追加することで、その時点でのファイルの存在証明ができます。

20メガまでのファイルをアップロードできるようですが、こちらも上記同様に余計なゴミを送るのはどうなんでしょうね。



監査ツールはちょっと便利かなと思いますが、それ以外はビミョーというか迷惑?
頑張る姿勢には関心ですが、ラボとしてやるならプライベートチェーンでも作ってやったほうがいいんじゃないでしょうかね?


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