分散型クラウドストレージStorjの開発元であるStorj LabsがシリーズAに向けた資金調達を開始しました。
SECに提出されたFORM Dはコチラです。
出資者の募集がBNK To The Futureにて行われており、目標金額は100万ドルです。
Storj 'Pre-Series A' - Cloud shared by the community on the Blockchain
プレシリーズAということですので、他からも資金調達を行うわけですが、総額いくら集めることになるか楽しみですね。
Storjについて
Storjは分散型のクラウドストレージネットワークです。Dropbox等と同じようなクラウドストレージのサービスを提供しますが、分散型というように、ストレージの供給はStorjコミュニティーの未使用のストレージスペースにて賄われます。
ストレージスペースを提供するメンバーはfarmerと呼ばれます。
データは細切れにされ、暗号化された上で複数のfarmerのストレージに分散して保存されます。
そのため、farmerからはどのようなデータが保存されているのか分かりません。
また、細切れにされたデーターは複数のコピーを持つので、特定のfarmerがいなくなっても保存したデータが即座に消えてしまうという事は起こりません。
分散型の為、巨大なデータセンターを構える必要もないため、調達や管理の為のコストが低く抑えられることで、提供価格も低く抑えることができます。
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